デバイスのフリーズ解除または保留中のフリーズリクエストを削除する

フリーズ削除リクエストは未解決の盗難レポートがあるデバイスではサポートされません。

ファームウェアフリーズによってフリーズされたデバイスでは、フリーズ解除リクエストを送信できないことにも注意してください。これらのデバイスをフリーズ解除するには、デバイスのフリーズ解除コードをローカルで入力する必要があります。

フリーズ削除リクエストを送信するには、ユーザー役割にフリーズ削除の実行権限が割り当てられている必要があります。

一台以上のデバイスのフリーズ削除リクエストを送信するには:

1. フリーズ削除の実行権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。

2. 以下の1つを実行します：

   単一のデバイスにリクエストを送信するには

   1. デバイスのデバイス詳細ページに移動します。
   2. ステータスアラートバナー (あれば) とデバイスフリーズステータスエリアの情報を確認し、デバイスのフリーズリクエストのステータスを判断します。

   3. 以下の1つを実行します：

      • フリーズされたデバイスをフリーズ解除するには、ステータスアラートバナーでフリーズを削除をクリックするか、 > フリーズを削除をクリックします。

        デバイスがファームウェアフリーズによってフリーズされている場合、フリーズを削除オプションは利用できません。フリーズ解除するには、フリース解除コードをデバイスに直接入力する必要があります。

      • 未処理の計画フリーズリクエストを削除するには、 > フリーズ解除をクリックします。

        デバイスがファームウェアフリーズによってフリーズされているためにデバイス詳細ページでフリーズ削除が利用できない場合、デバイスフリーズステータスレポートに移動して、デバイスから計画フリーズリクエストを削除することができます。

      • 新しく送信したオンデマンドフリーズリクエストを削除するには、ステータスアラートバナーでキャンセルをクリックします。

      フリーズ削除ダイアログが開きます。

   4. ダイアログの上部にあるフリーズ削除 - <日付> をクリックし、このリクエストをアクションリクエストで特定および追跡しやすくなるようなリクエスト名を入力します。
   5. [オプション] レポートでこのレポートを見つけやすくするため、説明を追加 (オプション)をクリックし、リクエストの説明を入力します。

   6. デバイスで実施するアクションとして、以下のいずれかまたは両方を選択します。

      オプション	詳細
      デバイスのフリーズ解除および保留中のオンデマンドフリーズリクエストのキャンセル (デフォルト)	このオプションは、以下のいずれかのシナリオが適用される場合に選択しておきます。 デバイスのフリーズを解除したく、デバイスのデバイスフリーズステータスが「フリーズ済み」または「フリーズ済み - タイマーの期限切れ」に設定されている デバイスがオフラインフリーズルールによってフリーズされている場合、デバイスがフリーズ解除されると、オフラインタイマーがゼロにリセットされます。 新しく送信したオンデマンドフリーズリクエストを削除したく、デバイスのデバイスフリーズステータスが「保留中」に設定されている
      将来の日付でスケジュールされた、保留中およびダウンロードされたフリーズリクエストのキャンセル	このオプションは、ステータスが保留中または準備完了の計画フリーズリクエストをキャンセルする場合に選択します。

      すべての未処理のフリーズリクエストをデバイスから削除したい場合、両方のオプションを選択します。適用対象でないオプションは無視されます。

   複数のデバイスにリクエストを送信するには

   1. 以下の操作を実行して、デバイスフリーズステータスレポートを開きます。

      1. ナビゲーションバーで レポート をクリックします。
      2. セキュリティ、デバイスフリーズステータスの順にクリックします。未処理のフリーズリクエストがあるすべてのデバイスが結果グリッドに表示されます。

      フリーズ削除リクエストは、アクションリクエスト、任意のデバイスレポート、およびデバイスエリアの一部のページからも送信できます。

   2. レポートの検索フィールドまたはフィルターを使用して、フリーズリクエストを削除したいデバイスを検索します。例えば、フィルターを使用してデバイスリストを絞り込み、デバイスフリーズステータスがフリーズ済み、またはフリーズ済み - タイマーの期限切れのデバイスのみを表示させることができます。
   3. 該当する各デバイスの隣りにあるチェックボックスを選択します。すべてのデバイスを選択するには、結果グリッドのヘッダーにあるすべて選択チェックボックスを選択します。最大 9,999 台のデバイスを選択できます。すべての選択を削除するには、すべて選択チェックボックスの選択を外すか、すべて消去をクリックします。
   4. > フリーズ削除をクリックして、フリーズ削除ダイアログを開きます。
   5. ダイアログの上部にあるフリーズ削除 - <日付> をクリックし、このリクエストをアクションリクエストで特定および追跡しやすくなるようなリクエスト名を入力します。
   6. [オプション] 説明を追加 (オプション)をクリックし、リクエストの説明を入力します。

   7. 選択したデバイスで実施するアクションとして、以下のいずれかまたは両方を選択します。

      オプション	詳細
      デバイスのフリーズ解除および保留中のオンデマンドフリーズリクエストのキャンセル (デフォルト)	このオプションは、以下を実行する場合に選択しておきます。 デバイスフリーズステータスが「フリーズ済み」または「フリーズ済み - タイマーの期限切れ」のデバイスのフリーズを解除する デバイスがオフラインフリーズルールによってフリーズされている場合、デバイスがフリーズ解除されると、オフラインタイマーがゼロにリセットされます。 デバイスフリーズステータスが「保留中」の新しく送信されたオンデマンドフリーズリクエストを削除する または、アクションステータスが保留中であると仮定した場合、アクションリクエストに移動してリクエストをキャンセルできます。
      将来の日付でスケジュールされた、保留中およびダウンロードされたフリーズリクエストのキャンセル	このオプションは、まだ完了していない計画フリーズリクエストをキャンセルする場合に選択します。デバイスフリーズステータスが「保留中」または「準備完了」の計画フリーズリクエストをキャンセルできます。

      すべての未処理のフリーズリクエストをすべての選択したデバイスから削除したい場合、両方のオプションを選択します。適用対象でないオプションは無視されます。

3. フリーズ削除リクエストのステータスが変更されたときにメール通知を送信するには、ステータスの更新情報を送信の隣りにあるチェックボックスを選択し、以下の操作を実行します。

   1. イベントの下のフィールドをクリックして、メール通知をトリガーさせるステータス変更イベントを選択します。複数のイベントを選択できます。以下のイベントが利用できます。

      リクエストについて	デバイスについて
      リクエストが作成されました リクエストが完了しました	デバイスフリーズが削除されました フリーズ削除に失敗しました

      イベントを選択する前に、以下の点にご注意ください。

      • リクエストについてのイベントのいずれかを選択すると、そのリクエストに対して1つのメールがトリガーされます。
      • デバイスについてのイベントのいずれかを選択すると、そのリクエスト内の各デバイスに対して1つのメールがトリガーされます。
      • フリーズ削除に失敗しましたイベントを選択すると、デバイスがフリーズ解除の対象外となったとき、またはフリーズ削除リクエストの処理がデバイスで失敗したときに、メールがトリガーされます。

      イベントを削除するには、 アイコンをクリックします。選択したすべてのイベントを削除するには、イベントの下のフィールドをクリックして消去をクリックします。

   2. メールを送信の下のフィールドをクリックし、各メールアドレスの入力を開始してリストから選択します。メールアドレスを削除するには、 アイコンをクリックします。
   3. 最大 5 つのメール通知ルールを作成でき、それぞれに 1 つ以上のイベントと固有のメール受信者グループを設定することができます。この機能は、特定のイベントに対するメール通知が一部の人物にのみ送信されるようにしたい場合に便利です。これを行うには、追加をクリックして、前の2つの手順を最大 4 回繰り返します。追加したセクションを削除するには、 をクリックします。
4. x 個のデバイスから削除をクリックします。

リクエストが送信され、フリーズ削除がリクエストされましたイベントがイベント履歴に記録されます。リクエストにデュアル認証が必要な場合、リクエストはアクションリクエストの承認保留中セクションに残ります。リクエストが承認されるまで、このアクションはデバイスに送信されません。

リクエストは、Absolute モニタリングセンターへの次回の正常な接続時に各デバイスに展開されます。これは、デバイスがオンラインであると仮定して、Absolute Resilience アカウントでは数分以内、Absolute Control アカウントでは 15 分以内に発生します。オンラインの Chromebook デバイスでは、セキュリティアクションリクエストの後すぐに接続が行われます。

処理が完了したら、リクエストのステータスはフリーズ削除済みに更新され、デバイス詳細ページのデバイスのデバイスフリーズステータスが更新されます。

また、アクションリクエストでリクエストのステータスを追跡することもできます。

ユーザー役割にフリーズ解除を実行する権限が割り当てられている場合、Absolute Control® モバイルアプリを使用して、モバイルデバイスからデバイスを直接フリーズ解除できます。数回タップするだけで、デバイスを検索し、デバイスの主要な詳細を確認し、フリーズ削除リクエストを送信できます。アプリを使用すると、オンデマンドのフリーズリクエストを送信することもできます。

また、アクションリクエストでリクエストのステータスを追跡することもできます。

本リリースでは、アプリを使用して 1 台のデバイスにフリーズ削除リクエストを送信することができます。複数のデバイスにリクエストを送信するには、Secure Endpoint Console を使用してください。

このアプリは、以下の OS バージョンを実行している Apple および Android モバイルデバイスでサポートされます。

• iOS 11 以降
• Android 8 以降

アプリをダウンロードするには、お使いのモバイルデバイスから Apple App Store または Google PlayStore にアクセスしてください。